2012年3月18日日曜日

デマルコ初防衛 ローマンをKO


 リナレスに勝った男、デマルコが戴冠から5ヶ月ぶりにリング登場。豪快なKO勝利でV1を果たした。17日(現地時間)メキシコのロスモチスで行われたWBC世界ライト級タイトルマッチは、王者アントニオ・デマルコ(メキシコ)が挑戦者WBC・S・フェザー級7位ミゲール“ミッキー”ローマン(メキシコ)を5回2分57秒ノックアウトで下した。
 身長、リーチで勝るサウスポー、デマルコが突進を繰り返すローマンの出鼻にパンチを見舞ってリード。これが昨年のジョナタン・バロス挑戦に続く2度目の世界戦となるローマンだが、さすがにライト級では体負けする。それでもパンチを食らうたびに人を食ったようにトリッキーに対応するローマンは、時折左右フックを決めて食い下がる。しかし4回、上下にパンチを散らして沸かせたデマルコが5回終盤、強烈な左2発を浴びせると、ローマンはうつ伏せにダウン。そのままカウントアウトされた。
 地元で王座を守ったデマルコは27勝20KO2敗1分。次戦はリナレスとのリマッチが有力視される。敗れたローマンは37勝28KO10敗。

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