2012年3月4日日曜日

ポンサクレックKO転落…タイのWBCフライ級戦

2日午後タイのチョンブリで行われたWBC世界フライ級タイトルマッチで、チャンピオンのポンサクレック・ウォンジョンカム(タイ)は挑戦者8位のソニー・ボーイ・ハロ(比国)にまさかの6回TKO負けを喫し、王座から転落した。
 この試合で34歳のベテラン王者は終始挑戦者の強打にさらされ、1回に左フックを受けてダウンを喫した後、3回にもダウン。最終回となった6ラウンド、ダウンを喫した直後、約20発の連打を浴びて崩れ落ちたところで、福地勇治主審がノーカウントで試合を止めた。5回までの3人のジャッジのスコアは、全員47-46でハロが優勢だった。
 殊勲のハロ(29)は49戦のベテランで、33勝10敗5分。過去2度の世界挑戦に失敗しており、昨年2月には大阪で向井寛史(六島)に判定負けを喫していた。
 これより先ポンサクレックはWBCから1位の五十嵐俊幸(帝拳)との対戦を義務づけられており、新チャンピオンのハロは代わって五十嵐の挑戦を受けなければならない。

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