2012年2月14日火曜日

王者芹江V6 難敵石本に3-0 日本S・バンタム級戦


 チャンピオンカーニバルのダブル日本タイトルマッチが13日夜後楽園ホールで行われ、メインのS・バンタム級戦はチャンピオンの芹江匡晋(伴流)が1位挑戦者石本康隆(帝拳)を3-0判定で下し、6度目の防衛に成功した。
 芹江はスタートから右ストレートを狙い打ちしてペースを掴み、石本を後手に回らせた。さらに変則的な動きで後半に強い石本をかわし、10回を乗り切った。両者は4回戦時代(2004年)に対戦して芹江が判定勝ちしているが、結局一番予想された同じ結果に。最強後楽園を制し最近好調の石本も芹江の先制を許し、コーナーから「挑戦者だろ、行け」と尻を叩かれながらも、思うように手が出ずミス・ブローも目立った。スコアは意外に接近して97-95(安部)、96-95(中村)、97-93(土屋)だった。
 勝った芹江は「世界を見つめて防衛していく。マネジャーが決めた相手なら誰とでも、例えば天笠()君とも」と、自分の名前を出した日本フェザー級王者を逆指名した。

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