24日愛知県の名古屋国際会議場イベントホールにて行われた日本S・フライ級5位にランクされる松浦克哉(松田)と昨年度全日本フライ級新人王 角谷淳志(金沢)のフライ級8回戦は、判定で角谷が勝利を収め、6月のウォーズ・カツマタ戦からの再起を果たした。
試合は2回に右オーバーハンドでダウンを奪った角谷が優勢に進める。松浦は初メインの緊張からか、パンチに力みが見られ、前には出るがいつものような手数、ラッシュが出ない。最終回にも再び右でダウンを奪った角谷が勝利を決定づけ、日本ランキングへの復帰を濃厚とした。採点は79-73と78-72が二人。
また6月に中国でABCOタイトルを獲得した松本章宏(カシミ)も登場。しかし川口裕(グリーンツダ)相手のS・バンタム級8回戦で判定負けを喫した。同門の中岸風太の欠場で急遽出場となった松本だが、初回、右のオーバーハンドからのラッシュでカウントを奪う。しかしその後はキャリアで上回る川口にペースを握られ、展開を変えられぬまま試合終了のゴングを聞いた。採点は78-74と77-75が2人。
なおこの日は「西日本・中日本対抗戦」と銘打たれ、西日本の各ジムと中日本の各ジムの対抗戦という形にて行われた。対戦成績は大将戦を制した西日本が、5勝4敗で地元の中日本を下す結果となった。=S=
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