14日(現地時間)モロッコのマラケシュで行われたWBA世界ウェルター級暫定タイトルマッチは挑戦者WBA13位イズマエル・エル・マスーディ(仏)が王者スーレイマヌ・ムバイ(仏)に最終12回ストップ勝ちを収め、ベルトを獲得した。
試合は中盤までパンチの正確さで勝るムバイがペースを握っていた。しかし以降、手数とパワーが威力を発揮して挑戦者が挽回。ムバイ若干リードで迎えた12回、左目をカットして出血し、右ヒザも痛めた王者は、フランス在住のモロッコ人の軽いパンチをもらいダウン。立ち上がろうとしたものの、ヒザがいうことを聞かず、カウントアウトされた。KOタイムは2分19秒。
番狂わせ戴冠のエル・マスーディ(33歳)は36勝14KO3敗。元WBA世界S・ライト級王者ムバイ(35歳)は39勝21KO4敗1分。この階級の正規チャンピオンにはワチェスラフ・センチェンコ(ウクライナ)が君臨する。
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