財団法人日本ボクシングコミッション(JBC)の安河内剛本部事務局長(50)=休職中=の不正疑惑が取りざたされている件につき、JBCの審判らで構成する東京試合役員会(浦谷信彰会長)は2日、安河内氏の解任要求と、斎藤慎一JBC専務理事の監督責任を問うことなどを盛り込んだ意見書をJBC側に提出した。
安河内氏については、金銭疑惑や女性問題を糾弾する怪文書が出回り、4月の試合役員会でも協議された。これを受けて斎藤専務は5月10日付で安河内氏に1ヵ月の休職を命じた上で、特別調査委員会を設置して実態を調査している。今回の意見書は、特別調査委員会を通じて、JBC側に届けられた。
なお安河内氏は疑惑を否定しているというが、本人の直接コメントはない。休職明けの6月18日にメキシコで行われるカネロ・アルバレス×ライアン・ローズのWBC世界S・ウェルター級タイトルマッチの立会人を務めるようWBCから指名を受けており、これに応じるているとの外部情報もあるが、実際に行くかどうかも公式に明らかにしていない。
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