2011年5月23日月曜日
アマチュア・訃報 東農大元監督高岡弘氏逝く
大学のチャンピオン校・東京農業大学ボクシング部の監督・総監督を務めた高岡弘氏=写真=が20日午後10時50分、胃がんのため横浜市内の病院で亡くなった。77歳だった。
高岡氏は宮城県仙台市出身。フライ、バンタム級で当時関東リーグ2部だった同大を1部に昇格させる原動力となり、個人でも全日本ランキング3位に抜てきされた。1956(昭和31)年に大学を卒業すると、翌年8月、革新ジム所属でプロ転向。同年の東日本新人王フライ級優勝を飾り、勢いに乗って全日本新人王も獲得したが、60年に引退。
96年、母校東農大の助監督となり、01年監督に就任。これは前任の宇土元二氏が体調を崩したのを受けてのことで、07年には監督を山本浩二氏に譲り総監督に。この間東農大は4度全日本大学日本一に輝いている。昨年OB会顧問に就任。その後体調を崩し、闘病生活を続けていたが、関東大学リーグ戦の行われた先週末(14日)の後楽園ホールにも、車椅子で駆けつけ母校東農大の後輩を応援する姿があった。
故高岡弘氏の葬儀日程は下記の通り、通夜・告別式はいずれも横浜・戸塚斎場ホールで営まれる。喪主は長男の秀行さん。
通夜 26日午後6時より
告別式・27日午前10時より
※戸塚斎場は神奈川県横浜市戸塚区鳥が丘10-5(☎045-864-7001)
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