2011年5月8日日曜日

藤岡TKOで王座奪取  WBCミニ・フライ級戦


 8日後楽園ホールのWBC女子トリプル世界戦で最初に行われたミニ・フライ級タイトルマッチは、挑戦者の藤岡奈穂子(竹原慎二&畑山隆則)が王者アナベル・オルティス(メキシコ)に8回TKO勝ちで悲願の世界タイトルをものにした。これで国内の女子世界チャンピオンは5人となった。
 序盤3ラウンドこそと互角の打ち合いだったが、4ラウンドからアタックのリズムに乗り、5ラウンドにダウンを奪った末、8ラウンドの猛攻で決着(TKO)をつけた。
 35歳とは思えない若々しいボクシングで藤岡は世界タイトルをものにした。4ラウンドまでは互角の攻防だったが、5ラウンドに藤岡が右ストレートでダウンを奪ってからは様相が一変。勝運を背負って8ラウンドにもダウンを奪い、この回終了時点でのTKO勝ちとなった。藤岡は大震災にあえぐ宮城県の出身「私が世界チャンピオンになったことで、被災地のみなさんに、少しでも元気を与えることができたら最高です」=AS=

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