2010年10月24日日曜日

ゴンサレス久々強打爆発 WBA世界L・フライ級暫定王座獲得


 ロマゴン強し! 24日両国国技館で行われたWBA世界L・フライ級暫定王座決定戦は、ミニマム級王座を返上してこの試合に臨んだローマン・ゴンサレス(ニカラグア)が自慢の強打を爆発させ、2回にフランシスコ・ロサス(メキシコ)を3度倒して自動的にKO勝ち。2階級目のベルトを手に入れた。KOタイムはこの回1分38秒。
 両者は昨年2月に対戦の際は2-0判定でゴンサレスが辛勝し、ミニマム級王座を守っている。この時は「下痢で絶不調だった」というゴンサレスが、この日は別人の強さで予言通りのKO勝ち。
好調のゴンサレスとまともに打ち合っては、ロサスも勝ち目はない。2回にスムーズな右アッパーで2度倒し、3度目は左アッパー。改めてチョコラティートの軽量級ばなれしたパワーをみせつけられた。ゴンサレスは23度目のKO勝ち(27勝不敗)をマークした。
 当初は正規王者レベコに挑戦の予定が、レベコが腎臓結石の緊急手術をしたためこの日の暫定王座決定戦に変更されたが、「レベコと統一戦をやれるなら、どこでもいい。でも、彼は病気というけど、本当は私と対戦したくないのだと思う」と、挑発的なコメントを残した。写真は2回、ロサスを3たびキャンバスに沈めKO勝ちで王座を獲得したゴンサレス

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