
菊地は立ち上がりから果敢に手を出したが、カウンター・パンチャーのオルティスはこれに合わせて左フック、右ストレートを狙い打ちし、着々とポイントを蓄積していく。ダウン・シーンはないが、バッティングで一時試合中断の場面がたびたび。オルティスは菊地を倒すだけのパワーはなかったものの、技術的には明白に菊地を上回っていた。「倒せると感じたこともあったが、菊地選手のプレッシャーがきつく、途中で判定勝負だと思った」と試合後のチャンピオン。
途中公開された3ジャッジの採点も、4ラウンド終了時点で39-37、7ラウンド終了時点で69-64。菊地は最後まで差を縮められず、試合を終了して98-92(2人)、99-91と大差でオルティスの勝利を支持していた。オルティス(24)は昨年10月に獲得したタイトルの初防衛に成功。レコードは12勝4KO1敗。菊地(35)は5勝4KO1敗。
写真は終盤9ラウンド、菊地に左フックを迎え打ちするオルティス
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