名城がグイグイとプレッシャーをかけ、挑戦者ウーゴ・カサレスがそれをさばくパターン。スイッチを多用するカサレスのアッパーをまじえたコンビネーションに名城は手を焼いたが、ボディーを効かせ後半勝負に持ち込むと押せ押せの展開となる。11回からは得意の右ストレートを何度と直撃し、バテ気味の指名挑戦者をのけぞらせ続けた。最終12回の猛攻ではカサレスをダウン寸前に追い込み、試合終了のゴング。終始クロスした接戦を物語るかのようにスコアは116-112、112-116、114-114で三者三様だったが、勝ちに等しいドローだった。
名城は採点については「分からなかった」としたが「最後は倒したかった」とコメント。1位挑戦者を相手にベルトを守った安ど感が漂っていた。
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