2013年8月11日日曜日

デマルコ、KOで再起飾る


 10日(日本時間11日)メキシコ・ティファナで前WBC世界ライト級王者アントニオ・デマルコ(メキシコ=現7位)が世界挑戦歴を持つフィデル・モンテロッサ(コロンビア)を5回KOで下し、エイドリアン・ブローナー戦の王座転落からカムバックした。
 
左ストレートでモンテロッサを攻め立てるデマルコ(右)

 05年のプロ4戦目以来8年ぶりの地元リング登場となったデマルコ。初回、モンテロッサの左右が急襲し、前途に暗雲が立ち込めたが、2回サウスポースタイルから右フックを決めて挽回。4回、偶然のバッティングが起こり、デマルコは左目上をカット。ドクターチェックで続行が許される。このラウンド終盤、デマルコの攻勢でピンチに陥ったモンテロッサは5回に捕まりダウン。前チャンピオンがボディーアタックで2度目のダウンを奪うと、コロンビア人はカウントアウトされた。KOタイムは1分21秒。

 この一戦からフェルナンド・ベルトラン率いるザンファー・プロモーションと契約したデマルコは29勝22KO3敗1分。ザンファーはトップランク社と懇意だけに今後の展開が注目される。ウンベルト・ソトへ挑戦歴があるモンテロッサは31勝25KO8敗1分。
 

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