2013年8月17日土曜日

フォンファラ、元王者を倒す IBFライトヘビー級1位決定戦


 シカゴのメジャーリーグ、シカゴ・ホワイトソックスの本拠地セルラーフィールドで16日(日本時間17日)行われたIBFライトヘビー級1位決定戦はIBF4位アンドルゼイ・フォンファラ(ポーランド)が元WBA王者ガブリエル・カンピーリョ(スペイン、IBF12位)に9回1分37秒KO勝ち。10月に予定される王者バーナード・ホプキンス×カロ・ムラト戦の勝者に挑む権利を獲得した。
 

 会場はシカゴ周辺に居住するポーランド系ファンが多数つめかけ、フォンファラのホームといったところ。しかしこの日のカンピーリョは連敗中にもかかわらず、気力が充実していた。サウスポーからコンビネーション、左右アッパーを巧打してポーランド人に攻勢を許さない。中盤を制したカンピーリョに8回終了間際、フォンファラの右カウンターが炸裂。ヒザが揺れたスペイン人は9回ダメージを引きずり、フォンファラの左右で後退。最後、右ボディーを食らって沈み、立てなかった。

 セミ格は2月の死闘を受けての再戦。ヘビー級10回戦はアルツール・スピルカ(ポーランド、WBC22位)が地元のマイク・モーロ(米、同38位)に3回、ダウンを奪われたものの、5回、左で大の字に倒し1分41秒TKO勝ち。サウスポーのスピルカが返り討ちを果たした。Photo/BoxingScene.com

0 件のコメント:

コメントを投稿