ゲレーロの写真を手に必勝を誓う大毅 |
亀田ジムは17日に会見を開き、元WBAフライ級王者の大毅が9月3日(火)、サンメッセ香川(香川県高松市)でIBF世界S・フライ級王座決定戦に出場することを発表した。元同級王者で4位のロドリゴ・ゲレーロ(メキシコ)と空位のタイトルを争う。大毅のIBFランキングは3位。
大毅(24)は2011年12月にテーパリット・ゴーキャットジムの持つWBA王座に挑み判定負けし、その後ノンタイトル戦を6試合消化して迎える2度目のチャンス。「長かった。2階級制覇というより、もう一度チャンピオンになりたいという気持ち」と試合が決まった感想を述べた。現在の戦績は28勝18KO3敗。
相手のゲレーロ(25)は11年10月ラウル・マルティネスに6回負傷判定勝ちし、IBF・S・フライ級王者となった経験がある。初防衛に失敗し短命に終わったが、19勝12KO4敗1分とまずまずのレコードの持ち主。左右スイッチを繰り返す選手という。
亀田ジムによると、大毅-ゲレーロ戦はIBFが出した対戦指令により決まったという。IBFが徹底する当日計量ルールについて「2度計量するようなものでちょっとイヤかな」と正直に明かした大毅だが、それでも増量上限の10ポンド(約4.5キロ)は問題ないと自信をのぞかせた。「(挑戦は)9割ぐらいはWBAになると思っていた」と語り、舞い込んだチャンスを素直に歓迎していた。
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