2013年7月21日日曜日

“ロマゴン2世”ブイトラゴ敵地で戴冠


 メキシコ・メリダで20日(日本時間21日)行われたWBOミニマム級暫定王座決定戦は、ランク1位のカルロス“チョコロンシート”ブイトラゴ(ニカラグア)が7位フリアン“ニーニョ”ジェドラ(メキシコ)を3-0判定で下し、ベルトを獲得した。
 
ジュドラに粘られながらもベルトを獲得したブイトラゴ(右)

 オフィシャルスコアは118-110、116-113、118-111と差がついたが、地元のジェドラの善戦が試合を盛り上げた。激しく仕掛けるメキシカンの前に先手を取られた印象があったブイトラゴは、相手の打ち終わりに的確なパンチをヒット。しかしパンチを食らってもジェドラは打ち返し、スリルを提供する。中盤まで拮抗した試合は、ローマン・ゴンサレスの後継者ともいわれるブイトラゴが突進を繰り返すジェドラの出鼻に強打を叩き込み、激闘を締めくくった。

 セミファイナルにはメキシコデビューとなったフェザー級ランカー、ジュン・ドリゲス(比)が登場したが、ルーベン・タマヨ(メキシコ)の抵抗に苦しみ、8回ドローに終わった。

0 件のコメント:

コメントを投稿