2013年7月20日土曜日

マイク・タイソン氏が来月プロモーター・デビュー


 最近では映画出演やトークショーなどでエンターテインメント業が板についた元世界ヘビー級統一チャンピオン、マイク・タイソン氏(47)が新たな分野を開拓する。タイソン氏はこのほどゲーリー・ジョナスというプロモーターと協同で「アイアン・マイク・プロモーションズ」を設立。プロモーター業に進出することになった。
 
マイク・タイソン氏
その第1弾が8月23日、ニューヨーク州ベローナのターニングストーン・リゾート&カジノで開催される。タイソン氏の船出を祝うように、当日は世界戦が2つ組まれ、IBF世界S・フェザー級王者アルヘニス・メンデス(ドミニカ共和国)が挑戦者アラシュ・ウズマニー(アフガニスタン=カナダ)を相手に初防衛戦。またクラウディオ・マレーロ(ドミニカ共和国)とヘスス・アンドレス・クエジャール(アルゼンチン)がWBAフェザー級暫定王座を争う。

 試合はESPN2の「フライデー・ナイト・ファイト」で全米に放映される。毎週金曜日の定期番組は今年、この日が最終日。(その後不定期となり、来年1月から再開)ESPN2の名物解説者テディ・アトラスとタイソン氏が故カス・ダマト氏の兄弟弟子という関係もイベントを後押ししたようだ。またラップ歌手からボクシング・プロモーターに進出した“50セント”も単独興行第1弾は同局が放映。「影響を受けた」とタイソン氏。

 プロモーターとしての実力はまったく未知数。だが「今後はHBOやショータイムでも流れる興行を提供したい」とタイソン氏は目を輝かせる。

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