ヘビー級3冠統一チャンピオン、ウラジミール・クリチコ(ウクライナ)とのビッグマッチ(10月5日モスクワ)を控えるアレクサンデル・ポベトキン(ロシア=WBAヘビー級“レギュラー”王者)が日本でもお馴染みのアレクサンデル・ジミン・トレーナーとコンビを組むことになった。
ポベトキン |
ジミン氏 |
ポベトキンはクリチコ戦を前にフレディ・ローチ・コーチとアメリカでのトレーニングを望んでいたが、ローチ氏が新たにミゲール・コットを迎えるなど多忙を理由に実現に至らず。ジミン氏はいわば第2オプションだが、協栄ジムやニコライ・ワルーエフの指導で実績豊富な同胞ジミン氏のアシストを受け難関突破に挑む。ポベトキンはここ数戦、元S・ライト級の名王者コーシャ・ヅー氏をメインコーチにしている。今回ヅー氏はサポートコーチとしてチームに残る可能性があるという。
クリチコ×ポベトキン戦はポベトキンのマネジャー、ウラジミール・ハーユノフが23億円で入札に勝利し話題に。ところがポベトキンは同マネジャーとの関係を解除。クリチコ側は開催を危ぶむ発言をしている。しかしドイツとロシアのTV局が放映権を争い、米国のHBOも久々に関心を示しており、無事挙行されるとみる。
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