モナコで13日行われたWBA世界S・ライト級タイトルマッチは、初防衛戦に臨んだ王者ハビブ・アラフベルディエフ(ロシア)が元王者で現在2位のソウレイマン・ムバイ(フランス)に11回2分21秒TKO勝ちを収めた。このクラスのWBA”スーパー“チャンピオンはダニー・ガルシア(米)。
アラフベルディエフ(右)が初防衛に成功 |
38歳のベテラン挑戦者に対し、負傷で戴冠後ブランクをつくったアラフベルディエフも慎重なスタート。だが2回、右でムバイを倒しリード。その後5回まで拮抗したが、8歳年少のロシア人がスパート。8回また右で倒すと、ムバイは重大なダメージを被る。本来のスタイルを捨て、ビッグパンチで反撃を試みたフランス人だったが、この選択は凶と出た。11回、王者は集中打を浴びせ、ストップを呼び込んだ。
同じリングの100万ドル争奪“スーパー4”決勝は、世界3団体でS・ミドル級3位のエドウィン・ロドリゲス(ドミニカ共和国=米)がL・ヘビー級ランカー、デニス・グラチェフ(ロシア=WBC7位)に圧勝。初回、豪快に2度倒し、最後ストップに追い込んだ。TKOタイムは2分51秒。この試合の体重設定は172ポンド(78.02キロ)。Photo/BoxingScene.com
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