亀海×ペレス戦が行われた8日(日本時間9日)ロサンゼルス近郊カーソンのホームデポ・センターで、S・ウェルター級の強豪が対決。WBA1位エリスランディ・ララ(キューバ)が同3位アルフレド“ペロ”アングロ(メキシコ)に10回1分52秒TKO勝ちを飾った。
死闘を制したのはダウンを挽回したララ(左) |
試合は死闘。サウスポーのボクサー・パンチャー、ララが左ストレート、左右コンビネーションでポイントをあげれば、スラッガーのアングロは懸命に肉迫して対抗。ララ有利で迎えた4回、メキシカンの左フックが炸裂し、ララがダウン。しかし5回以降、再びララがフットワークを駆使した多彩な攻撃でペースを奪回する。それでも満員の会場の声援をバックに“ぺロ”が奮起。9回またも渾身の左フックをチンへ見舞い、2度目のダウンを奪う。追い上げムードのアングロだったが10回、ララのワンツーを浴びると相手に背を向け、ラウル・カイース・シニア主審がストップをかけた。アングロは左目周辺がグロテスクに腫れ上がり、痛みに耐えられなかったと語っている。9ラウンドまでのスコアは2-1でララがリードしていた。
サバイバルマッチを制したララは18勝12KO1敗2分。空位のWBA・S・ウェルター級暫定王座を獲得。リングドクターに眼骨骨折と診断されたアングロは22勝18KO3敗。Photo/GBP
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