メキシコのソノラ州エルモシーヨで1日行われたWBOフライ級挑戦者決定戦は前WBAチャンピオンのエルナン“タイソン”マルケス(メキシコ)が元IBF世界J・フライ級王者カルロス“エル・オリンピコ”タマラ(コロンビア)に3-0判定勝利を収めた。
“タイソン”マルケス(右)はタマラを圧倒 |
ブライアン・ビロリア(米)との死闘に敗れ無冠になったマルケスは4月に再起し、これがカムバック2戦目。ビロリアをストップし、病院送りにしたタマラだけに興味が持たれたが、マルケスは序盤から攻勢をかけ、ディフェンシブなタマラをリードする。
迎えた5回、サウスポー、マルケスの右アッパーから左2発でタマラはダウン。追撃でストップのチャンスをつかんだマルケスだったが、タマラはエスケープ。以後も単発ながら各ラウンド、クリーンヒットを奪ったマルケスが119-109、120-108、120-107と文句ない勝利。
ビロリアから王座を奪取したフアン・エストラーダ(メキシコ)は同じザンファー・プロにプロモートされ、出身地も近いことからマルケスが挑戦するのはそう遠いことではないかもしれない。Photo/BoxingScene.com
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