2日、沖縄コンベンションセンターで、東洋太平洋フェザー級9位の中真光石(沖縄ワールドリング)は、WBO・S・フェザー級6位のホセ・オカンポ(フィリピン)に5回2分36秒TKOで勝利。日本S・フライ級1位の翁長吾央(大橋)はIBFフライ級15位のライアン・ポンテラス(フィリピン)に4回1分50秒反則勝ちだった。
◇59.9㎏契約8回戦
中真光石(沖縄ワールドリング)[5回2分36秒TKO]ホセ・オカンポ(比)
前半はサウスポーのオカンポがリード。初回に早くも右フックで中真にグラつかせた。中真は徐々にピッチを上げたが、4回に前に出たところで左カウンターを食らってダウンしてしまった。
劣勢の中真(右)は5回にラッシュして逆転勝利 |
幸いダメージの少なかった中真はここから反撃。5回、右ストレートをヒットさせ、さらにボディブローから右につなげたところでオカンポがダウン。オカンポは立ち上がったが、右目をパンチで深くカットし、試合続行不可能と判断され、中真のTKO勝ちが決まった。中真は16勝6KO4敗。オカンポは17勝12KO6敗1分。
◇51.7㎏契約8回戦
翁長吾央(大橋)[4回1分50秒反則勝ち]ライアン・ポンテラス(比)
ポンテラスはラフな右フックを思い切り振りまわすスタイル。翁長は押し込まれる場面もあったが、3回に左カウンターを決めてダウンを奪った。
ラビットパンチを食らって休憩する翁長(右)。これで試合終了 |
迎えた4回、ポンテラスが右を決めて前に出たところでクリンチ状態となり、クリンチが自然にほどけると、翁長がポンテラスに背を向けてロープの方へ歩いた。レフェリーがストップしていなかったため、ポンテラスは翁長に襲い掛かり、後頭部に右を2発叩き込んでしまう。うずくまった翁長に1分間の休憩が与えられ、ポンテラスは減点1となったが、結局試合は続行不可能と判断された。Photos/K.Yamada
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