2013年6月24日月曜日

アマ 関西リーグ戦、関大が2年ぶり優勝


 アマチュアの第67回関西学生リーグ戦は23日最終日を迎え、関西大学ボクシング場で1部3試合と2部3部の優勝決定戦を行った。その結果、1部は関西大学が2年ぶり15度目の優勝を飾った。これまで全勝の関大はこの日同志社大学に5-4で敗れ、3校が4勝1敗で並んだものの、勝ち点でわずかに勝った関大がライバルを振り切った。
 
全勝は逃したものの関西大が優勝。表彰式より

 圧倒的な強さをみせつけてきた関大も、なぜか同大には相性が悪く、この日も苦しい展開。初戦L・フライ級で寺地主将が小原を3回RSCで破り好スタートを切ったものの、バンタムで平尾が鼻血が止まらずRSC負け。ウェルターも大口が入江にポイント負けし、この時点で4-4のタイ。勝負は最終試合のミドル級に持ち越された。ここで関大金、同大宮崎ともなかなか手が出ず、再三主審の勧告を受ける試合展開となったが、わずかに優勢に試合を進めた宮崎が勝ち、関大に一矢報いた。
 
関西大×同志社大 寺地(関大)の右が小原(同大)に決まる

 確定した順位は、①関西大(4勝1敗・勝利点33点)、②大阪商業大(4勝1敗・32点)、③同志社(4勝1敗・25点)、④龍谷大(2勝3敗)、⑤大阪大(1勝4敗)、⑥関西学院大(0勝5敗)。国立大学として初の一部昇格と話題になった阪大は、最終日で関学大に5-4で勝ち、記念すべき1勝をあげた。これで最下位に落ちた関学は、2部優勝の立命館大学と6月30日に入替戦を行うことが決まった。なお3部優勝の関西外語大学は、2部最下位の京都大学と入替戦を行う。試合会場はいずれも関西大学ボクシング場。

0 件のコメント:

コメントを投稿