2013年6月23日日曜日

東農大、拓大が全勝で直接対決へ 関東大学リーグ戦結果


 アマチュアボクシングの第66回関東大学リーグ戦は22日第4週目を迎え、1部2部ともに3試合ずつが後楽園ホールで行われた。この結果、1部はこれまで全勝の東京農業大学と拓殖大学かそれぞれ勝ち、次回7月13日の最終日に直接対決で優勝を決めることになった。
 
ライト級の元高校王者対決。藤田健児(拓大・左)が秋山佑汰(東洋大)に8-3のポイント勝ち

 この日、拓大は上昇の勢いに乗る東洋大を6-3で下し貫禄を示したが、4連覇を狙う東農大は、駒澤大学に際どく5-4で勝ち、前週の日大戦に続く薄氷の勝利。

 東農大は青木貞頼をこれまでのバンタムからベストのフライに落として全日本王者林田翔太にぶつける強気の作戦をとり、青木は際どい判定勝ちを飾った。しかし軽量級でこの青木以外に誰も勝てず、しかもライト級の橋垣柊人が急に体調を崩して不戦敗となるアクシデントもあり、ライト級初戦を終えた時点で1-4と敗北の淵に追い込まれた。
 
東農大はミドル級の酒井(左)が勝利し、拓大との全勝対決へ

 それでも頼みの綱の重量級陣が踏ん張り、L・ウェルター級以上の4階級を連取した。ウェルター級では吉野修一郎が高田侑典に勝ち、これで4-4に戻し、勝負は最後のミドル級に持ち越された。東農大2年生の酒井幹生に対し駒大1年生鬼倉龍大は持ち前の強打で応戦したが、これは酒井が決定打を許さず、白熱の打撃戦を制した。

※この日の試合結果
1部 日本大学 7-2 法政大学
   拓殖大学 6-3 東洋大学
   東京農業大学 5-4 駒澤大学
2部 平成国際大学 5-2 専修大学
   中央大学 6-1 明治大学
   日本体育大学 5-1 早稲田大学

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