2013年6月4日火曜日

水谷がWBC女子ライト級に挑戦 6.15アルゼンチン


 東洋太平洋女子S・フェザー級王者の水谷智佳(宮田)が6月15日、アルゼンチンのブエノスアイレスでWBC女子世界ライト級王者エリカ・アナベラ・ファリアス(アルゼンチン)に挑戦することになった。宮田ジムが4日、東京コンドルタクシー本社で発表した。
 
世界初挑戦が決まった水谷。右は試合実現に尽力したコンドルタクシー岩田寿社長

 31歳の水谷がプロ19戦目(14勝8KO4敗)でチャンスをつかんだ。王者ファリアスは16勝9KO無敗の28歳。すでに8度の防衛に成功している強敵だ。加えて移動33時間、時差12時間と条件は厳しいが、水谷は「挑戦できて素直にうれしい。相手はパンチがあるので、しっかりジャブを突きながら、がむしゃらに勝利を狙いたい」と意気込みを飾った。
 
V8王者ファリアス
大学時代に教員免許を取得。普段はボクシングの傍ら、品川区内の小学校で指導助手として働いている。世界戦が決まり、子どもたちが塗り絵などをプレゼントして励ましてくれたという。

「子供たちに『地球の裏側で試合をするんだよ』と教えたら『じゃあ地面に向かって応援すればいいんだね』と言ってもらいました。子どもたち、学校の先生方のためにも、必ずベルトを持ってきたい」

 アルゼンチンでは和服の生地で作ったトランクスを履き、アップセットを目指す。

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