28日後楽園ホールで行われた角海老宝石ジムの興行で、高校時代に2冠を獲得した新鋭、岡田博喜(23=角海老宝石)がS・ライト級8回戦に登場。インドネシア・ライト級3位のヘリ・アンドリヤント(26)を2回2分40秒KOで下し、デビュー以来6連続KO勝利をマークした。
岡田(左)は6連勝をマーク |
岡田は2回、右ストレートをカウンターで決めてダウンを奪った。続く場面は左フックの相打ちとなり、岡田の腰が落ちたが、アンドリヤントはダウン。レフェリーがテンカウントを数えた。アンドリヤントは09年6月に亀海喜寛(帝拳)と、12年5月に土屋修平(角海老宝石)と対戦し、いずれも8回判定負けしている。戦績は19勝8KO16敗2分。
◇バンタム級6回戦
久保賢司(角海老宝石)[3-0(59-55、60-55×2)]ガリー・スサント(インドネシア)
前戦で初黒星を喫した元キックボクシング王者の久保は、スタートからインドネシアのS・フライ級王者スサントをボディ攻撃で追い込んでいった。中盤、スサントのパンチを不用意にもらう場面もあったが、最後まで攻め続けてプロ3戦目に勝利した。
久保(左)は再起に成功 |
◇67.5㎏契約8回戦
糸山良太(角海老宝石)[3-0(78-75×2、79-75)]出田裕一(ヨネクラ)
新旧新人王対決。日本ウェルター級10位の糸山は積極的に前に出て、ボディブローと右フックを効果的に使った。元ランカーの出田はジャブやアッパーで応戦したが、糸山のプレッシャーが上回った。
糸山(右)は新旧新人王対決を制す |
◇フェザー級8回戦
関豪介(角海老宝石)[2-0(77-76、77-75、76-76)]高橋謙太(協栄)
序盤は日本5位のつける関が手数で上回ってリード。高橋は4回、7回に左ストレートをヒットして関をグラつかせたが、ダメージを負いながらも終始前に出続けた関が辛うじて判定をものにした。関は13勝2KO2分で無敗をキープ。
関(右)は傷だらけの勝利 |
◇S・バンタム級8回戦
中川とん虎(角海老宝石)[1回2分47秒負傷引き分け]宇津見義広(ヨネクラ)
宇津見が初回に右でダウンを奪ったが、直後に偶然のバッティングが発生。宇津見が右目上部をカットし、試合続行不可能となった。
◇54㎏契約8回戦
井川政仁(角海老宝石)[5回12秒TKO]中村雅敏(協栄)
中村はスタートから接近戦を挑んだが、長身の井川がボディブローと左右のショートパンチを次々にヒット。試合は2回からワンサイドとなり、5回が始まったところでレフェリーが試合を止めた。
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