第67回関西学生リーグ戦第3週は26日、大阪・関西大学千里山キャンパスボクシング場で2&3部トーナメントに引き続き1部リーグ戦3試合が行われた。注目の全勝対決は関西大学が大阪商業大学に7-2と圧勝し、単独首位に立つとともに2年ぶりのリーグ優勝に向け大きく前進した。
関大の寺地(左)が大商大の京口を退ける |
この日のベストはL・フライ級で、関大の主将・寺地拳四朗が昨年のリーグ戦階級賞受賞の京口絋人と接戦を展開。キャリアで勝る寺地が要所で的確なブローを決め、結果は5-0と点差が開いてのポイント勝ちとなった。
関大の大口(右)は大商大・福森に競り勝つ |
一方この日一番の激闘はウェルター級。昨年度日本ランク8位の福森翔太(大商大)と同ミドル級6位の大口敦史(関大)が熱戦を繰り広げた。最終回には交互にカウントを聞くなど、両陣営の応援も最高潮。前半は福森やや優勢とみられたが、終盤の追い上げが功を奏して大口の3-2ポイント勝ちとなった。関大はL・ウェルターの正木脩也(国体王者)も勝ち、重量級の3試合で大商大に1勝も与えなかった。
国立大学としてリーグ戦史上初めて1部に昇格した大阪大学はやはり苦しく、この日も前年優勝の龍谷大学に0-9と1勝もできずに敗退した(チーム対抗は2戦全敗)。それでも不戦敗はなく9試合すべてに選手を出場させているのは立派。龍大は1勝1敗。この日のもう1試合は、同志社大が関西学院大に7-2で勝ち、2勝目(1敗)を上げている。
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