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敗れたレベデフの顔は悲惨なことに |
ポベトキン×バブルジクのヘビー級戦と同じモスクワのリングで行われたWBA世界クルーザー級タイトルマッチは休養王者のギエルモ・ジョーンズ(パナマ)がレギュラー王者デニス・レベデフ(ロシア)を11回2分4秒KOで下し、再び正規王者に就いた。
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ギエルモ・ジョーンズ |
不活動が影響し、正規王者の座をレベデフに譲っていたジョーンズ(41)だが、その強打は錆びついていなかった。両者は序盤からスウィング気味のハードパンチを繰りだし試合は白熱する。レベデフは2回にカットした右目が4回には腫れ上がりクローズしてしまう。しかしロシア人の闘志は衰えず6、7、8回と攻勢をかける。ジョーンズも前進を止めず、9回に反撃。パンチ交換で体力を消耗したのはレベデフ。11回、パナマ人が攻め立てると、レベデフはロープを背に沈み立てなかった。
最初に獲得したベルトはWBA・S・ウェルター級王座、クルーザー級では2年もリングから離れながら王座剥奪を免れたという特異なキャリアの持ち主ジョーンズは39勝31KO3敗2分。V3に失敗したレベデフ(33)は25勝19KO2敗。Photos/BoxingScene.com
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