S・ミドル級統一タイトルマッチ、IBF王者カール・フロッチ(英)×WBA王者ミケル・ケスラー(デンマーク)戦が25日(日本時間26日)ロンドンのO2アリーナで行われ、フロッチが3-0判定勝ちを飾った。
勝利のフロッチ |
試合は両者持ち味を発揮した好ファイトだったが、フロッチの勝利は明白なものだった。約3万人のファンの声援をバックに序盤、積極的に仕掛けた英国人がリード。しかし中盤、左右コンビネーションなど腰の入ったパンチをリターンするケスラーが挽回を図る。だがデンマーク人のベストショットをもらっても動じないフロッチは、右強打を武器に再び攻勢。11回、ケスラー渾身の反撃に遭ったものの、最終回畳み掛けて勝利を決定づけた。公式スコアは118-110、116-112、115-113でフロッチが3年前の初戦の雪辱を果たすともにベルトを統一した。
フロッチは31勝22KO2敗。この日米国TV(HBO)のコメンテーターを務めたアンドレ・ウォードとのリマッチがクローズアップされる。敗れたケスラーは46勝35KO3敗。Photos/BoxingScene.com
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