WBA世界S・フェザー級タイトルの7度目の防衛に成功したチャンピオン内山高志(ワタナベ)が試合から一夜明けた7日、都内のジムで記者会見した。テレビ東京で放映されたタイトルマッチの平均視聴率は関東地区で9.3%(瞬間最高は13.5%)だった。
前夜はぐっすり眠ったという内山の表情は晴れ晴れとしていた。まずは試合を振り返り「パーラはうまくてなかなか当てさせてくれなかったけど、作戦を途中で変えて、ああいう戦いができたのはよかった。勝ててほっとしている」と笑顔を見せた。右拳を少し痛めたようだが「いつものことで、たいしたことはないと思う。腫れが引いたら検査する」と説明した。
今後については「4団体が認定されたので統一したい気持ちもあるし、強いチャレンジャーと試合をするのもいい。ガンボアとやりたい気持ちもある」と前向き発言。渡辺会長が掲げる日本記録のV13については「自分は目の前のことしか考えられないので」と苦笑いだった。
会見に同席した渡辺会長は「内山の勝利はうれしいけど、河野がああいう判定で負けてジムとしては浮かないところがある。本当はもっと喜んであげたいんだけど」と複雑な表情も浮かべた。
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