メキシコシティのアレナ・メヒコで27日(日本時間28日)行われた「メキシコ×日本対抗戦」はメキシコが3勝1敗で勝ち越したが、女子戦でアップセットが起きた。
片桐(右)はゴンサレスに完敗 |
メインでは元2階級制覇王者ジョニー・ゴンサレスが貫禄を見せて片桐秋彦(川崎新田)に4回TKO勝利。スタートから優位に立ったゴンサレスが4回一気にスパート。片桐を2度倒しストップした。タイムは1分18秒。ゴンサレスはWBCインターナショナル・フェザー級王座を防衛。
殊勲の勝利を挙げた東郷 |
番狂わせの主役は東郷理代(アルファ)。“バービー人形”ことマリアナ・フアレス(元WBC女子フライ級チャンピオン)と対戦した東郷は左ショートカウンターをアゴに命中させてフアレスを倒す。立ち上がったが、レフェリーは続行を許さなかった。タイムは初回1分58秒。WBC女子S・フライ級インターナショナル王座を獲得。
ダンテ“クレージー”ハルドンのWBC米大陸S・フェザー級王座に挑んだ金井アキノリ(真正)はタフネスで対抗したが、自慢のパワーを武器にハルドンが押し気味に。2011年に玉越強平に不覚をとったハルドンだが、この日は8回、集中打を浴びせストップした。タイムは2分23秒。
アマで亀田和毅に勝ったキャリアを持つレイ・バルガスとWBCユース・シルバーS・バンタム級王座を争った高野誠三(真正)は勇敢に対抗。しかし左の名手バルガスは3回、ボディー打ちで倒した後、畳み掛けてストップを呼び込んだ。タイムは2分22秒。Photos/BoxingScene.com
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