2013年3月22日金曜日

元王者ガライ 殺人容疑で逮捕

 
逮捕されたガライ
アルゼンチンから同国の元WBA世界ライトヘビー級チャンピオン、ウーゴ・ガライがサッカー試合後に起こった殺人事件の容疑者として逮捕されたニュースが伝わった。

 事件が発生したのは先月24日。ブエノスアイレス市の治安が悪い地域ティグレで起こった。同名のサッカーチームの40歳のファンがピストルで撃たれ死亡。ティグレはその日、名門チーム、リバープレートに2-3で敗れ、荒れたファンの間でケンカが起きていた。

 現地警察によると、死者1人、負傷者13人。その後の調べで容疑者を6人に絞り、目撃者の証言などによって20日ガライが逮捕された。しかし今後の調べで無実の可能性もある。

 ガライ(32)は08年8月、地元でユーリ・バラシアン(ウクライナ)に判定勝ちでWBA王座獲得。初防衛戦は敵地ドイツでユルゲン・ブラーマー(独)を下してベルトを守ったが、V2戦でガブリエル・カンピーリョ(スペイン)に惜敗し無冠に。その後11年にWBO世界クルーザー級王者マルコ・フック(独)に挑戦し、10回KOで敗退。同年11月、セサール・クエンツ(亜)にTKO負けした後はリングに上がっていない。

0 件のコメント:

コメントを投稿