東洋太平洋フライ級9位の奈須勇樹(角海老宝石)は18日、後楽園ホールで、WBA同級2位で東洋太平洋同級王者のロッキー・フエンテス(比)に挑み、3-0(115-113、116-112、117-111)の判定で敗れた。キャリアの差を見せつけた印象のフエンテスは6度目の防衛に成功した。
フエンテスはジャブを突きながら、奈須が入ってきた瞬間に合わせてパンチをまとめてボクシングを組み立てた。ダウンを奪うことはできなかったが、要所で右フックや左フックをヒットさせてポイントを集めた。
奈須は積極的に前に出て、ボディ攻撃でチャンピオンを攻めたてた。右フックをヒットさせるなどいい場面も作ったが、ラウンドを追うごとに被弾が増える展開。最後まで闘志を見せたものの、フエンテスの牙城を崩すことはできなかった。
奈須(30)は23勝16KO7敗。フエンテス(26)は32勝19KO6敗2分。
◇フェザー級8回戦
源大輝(ワタナベ)[6回26秒TKO]鈴木鹿平(E&Jカシアス)
鈴木は初回、大振りの源から右のカウンターを決めてダウンを奪う。ハードパンチャーの源は2回から立て直して追い上げを開始した。迎えた5回、源の右ストレートで鈴木が左目じりをざっくりとカット。ドクターチェックが入った直後、鈴木はラッシュしてこの試合2度目のダウンを奪う。しかし6回に源が連打を浴びせたととこでレフェリーが傷を理由に試合を止めた。
◇54.5㎏契約6回戦
中村雅敏(協栄)[3-0(59-55、60-53×2)]林達也(本多)
◇S・フェザー級6回戦
天沼圭介(ワタナベ)[負傷判定 4回2分49秒引き分け1-0(39-38、38-38×2)]鳥越勝馬(本多)
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