2012年11月11日日曜日

米国五輪代表5人が白星デビュー


 ロンドン・オリンピックで米国代表男子チームは史上初めて獲得メダルがゼロだったが、そのうち5選手が9日(日本時間10日)、米カリフォルニア州インディオでプロデビューした。結果は次のとおり。

◇バンタム級
 ラーシー・ウォーレン(米)[3-0]ルイス・リベラ(プエルトリコ)
3大会連続五輪出場のウォーレン(25)が同郷エイドリアン・ブロナーの声援を受けながらプロ初陣を飾る。

◇ヘビー級
 ドミニク・ブラゼール(米)[1回6秒KO]コデール・テート(米)
元北コロラド大学のアメフト選手でボクサー歴3年半のブラゼール(27)が2度倒して楽勝。未来の王者候補といわれる。

◇L・ヘビー級
 マーカス・ブラウン(米)[3回1分4秒KO]カーティス・フォード(米)
ニューヨーク出身で名将テディ・アトラスの薫陶を受けたブラウン(21)がやや手こずりながらもボディーで倒してストップ。

◇S・ウェルター級
 エロール・スペンス(米)[3回2分41秒KO]ジョナサン・ガルシア(プエルトリコ)
3回、強烈なアッパーで倒したダラス出身のスペンス(22)が追撃でストップした。

◇S・ミドル級
 テレル・ガウシャ(米)[2回1分55秒KO]ダスティン・カプリンガー(米)
全米ゴールデングローブを5度制したガウシャ(24)が3回2度倒し実力を誇示。
(試合はいずれも4回戦。WSB(ワールドシリーズ)に参加した選手は「すでにプロ選手」という報道もある)

 メインの10回戦では北京五輪代表からプロで活躍するゲイリー・ラッセルJr(米。WBAフェザー級4位)が“先輩格”として登場。ロベルト・カスタニェダ(メキシコ)を3回1分25秒、右フック一撃でKO。印象的なパフォーマンスを披露したラッセルは21勝13KO無敗。

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