中量級の著名選手アンドレ・ベルトとロバート・ゲレロ(ともに米)が11月24日、12回戦で対決することになり、23日(日本時間24日)ロサンゼルスのグラミー賞ミュージアムでプレゼンテーションが開催された。設定は元WBC、IBF世界ウェルター級王者ベルトが現WBC同級暫定王者ゲレロに挑戦する。会場はロサンゼルス郊外オンタリオのシチズンズ・ビジネス・バンク・アリーナ。
以下は会見での両者のコメント。
ベルト「私はゲレロに対してスピード、パワーを有効に使い、頭脳的に立ち向かう。すでに戦える準備をしている。私はハングリーだ」
「私にとり、今年は大変な年だった。今、私は原点に戻っている。それが自分に必要だった」(注:ベルトは今年ステロイド使用でサスペンドされた)
「私は今回のファイトが自分からの声明になればいいと思っている。チューンナップ試合はいらない。私は自分がどれだけのレベルの選手か分かっている。それゆえに対戦相手を尊敬している」
ゲレロ「ベルトは好戦的な選手でハングリーだ。でもそれは自分も同じ。私はいつでもハングリー。なぜなら世界中でベストになりたいから。世界チャンピオンになって安住するのはイヤ。私は彼をノックアウトできると信じている」
「人々は私に相応しい評価を与えてくれない。だから勝ち続けなければならない。私は最強の男を捜し求めていた。自分がベストであることを証明できない相手と戦っても意味がない」
同じリングでは2つの注目マッチも予定される。WBAライト級暫定王者リチャード・アブリール(キューバ)にランク3位シャリフ・ボーゲル(ウガンダ)が挑む一戦。そして強打で台頭中のウェルター級キース・サールマン(米)とベテランの元王者カルロス・キンタナ(プエルトリコ)の対決。fhoto/Golden Boy Promotions.
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