2012年10月12日金曜日

西岡、ドネア囲み会見


 世界S・バンタム級戦の会見が11日(日本時間12日)、ロサンゼルスのホテルで行われ、西岡利晃(帝拳)とノニト・ドネア(比)ともに必勝を宣言した。
 会見は壇上に出席者がズラリ座る形式ではなく、時間をずらし個別でメディアの囲みインタビューに答えていく「ラウンド・テーブル」で行われた。そのためこの日、西岡とドネアの対面はなかった。
 西岡は日本のみならずアメリカ、フィリピンの報道陣のインタビューを受けた。「不利予想だが?」と聞かれても「評価の上ではドネアだと思うし、4階級制覇の実績のあるチャンピオンを尊敬している。この試合でどちらが最高かを決めようという気持ちです」と落ちついたもの。集大成のリングを前に「最高の形で勝ちたい」と言葉に力を込めた。
 一方のドネアも「この階級のベストを決める戦い」と強調。「西岡は試合から遠ざかっているが、戦い方と勝ち方を知っている選手。イージーな試合ではない」。西岡の長所を「経験と(体格の)大きさ」と語り、自分の優っているところは「西岡より若いし、速い」とした。またドネアは左手の人差し指付近にテーピングを巻いていたが、これは「擦り傷」といい、バスケス戦で痛めたのと同じ個所という。



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