2012年8月13日月曜日

テラサスがガルシア倒す

 メキシコ一の勢力を誇るといわれるザンファー・プロモーションがライバル、カネロ・プロモーションの牙城グアダラハラに進出。メインはWBC・S・バンタム級1位ビクトル"ビキンゴ"テラサス(メキシコ)と同国の元ランカー、エドゥアルド"バンビーノ"ガルシアの10回戦。(8月11日)
 テラサスは当初、強豪ラウル・イラレス(メキシコ)を相手にWBCシルバー王座の防衛戦を予定していたが、負傷によりガルシアが抜擢された。昨年、亀田和毅にKO負け後1勝1敗のガルシア。地元のテラサスが左ジャブから左右で優勢に進めていたが4回、ガルシアの左を食らい、リング中央に倒れる。だが、ダメージはなく、再開後反撃するテラサスがペースを奪回。6回終盤、テラサスの右をもらい倒れたガルシアはカウント中に立ち上がることができなかった。KOタイムは2分59秒。
 レンドール・ムンロー(英)との挑戦者決定戦で敗れて以来9連勝のテラサスは35勝21KO2敗。ガルシアは22勝10KO9敗1分。
 セミでは地元のウェルター級強打者ダニエル・サンドバル(メキシコ、WBC26位)が同国の元王者ガブリエル・マルティネスに6回開始TKO勝ち。サンドバルは29勝全KO2敗。

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