2012年6月4日月曜日

1位ロサスが激戦制す



 2日メキシコ・ティファナのWBOミニフライ級戦のセミで、WBO・J・バンタム級1位にランクされるダニエル・ロサス(メキシコ)が以前バンタム級でランクインしていたエンリケ・ベルナチェ(メキシコ)と10回戦。
 ミニフライ級王者フエンテスの同僚、メキシコシティのバレラ・ジム所属のロサス(22歳)に対し、フェルナンド・モンティエルにルックスもスタイルも似たベルナチェ(23歳)が巧妙な迎え撃ちを決めて前半をリードする。しかしロサスは徐々にパンチのボリュームを増やして挽回。激しいパンチ交換とペース争いに会場が沸く。8回にダウンを奪ったベルナチェに対し、9、10ラウンドとロサスが猛然とスパート。顔が腫れ上がった相手をストップ寸前に追い込んで終了。
 スコアは微妙だったが、95-94が2者に97-95の3-0でロサスの手が上がった。(三浦勝夫)
=PHOTO/CATCH MIURA=

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