2012年1月20日金曜日
サリド-ファンマ 3・10再戦
WBO世界フェザー級タイトルマッチ、王者オルランド・サリド(メキシコ)-前王者フアン・マヌエル“ファンマ”ロペス(プエルトリコ)戦の発表会見が17日(現地時間)プエルトリコのサンフアンで開催された。昨年4月16日、同国で行われた初戦で、サリドが番狂わせのTKO勝ちを収め、王座が交代していた。
会見で両者は次のようなコメントを残した。
オルランド・サリド
「たいへん難しいファイトを予想している。彼は前回よりもベターなコンディションで登場することは承知している。でもそんなに多く変わるものではない。おそらく彼はスタートから違ったスタイルで向かってくると思うが、最後はパワーに頼ることになるだろう。彼は自分でペースを握っていると感じるだろうが、実際はそうではない。
私は前回の勝利がフロックでなかったことを証明したい。再びプエルトリコに戻って戦うのは、彼が世界戦のチャンスを与えてくれたから。ここでどんな相手とやることになってもまったく問題はない」
フアン・マヌエル“ファンマ”ロペス
「今回、ロベルト・クレメンテ・コロシアムで戦えるのは、とても光栄。なぜならアイドルのティト・トリニダードが何度もリングに上がった会場で、自分の夢がかなった。サリドがここプエルトリコに戻り、私にチャンスをくれたことに感謝している。前回、サリドは私を打ち負かす準備をし、実行した。エクスキューズはまったくない。この試合は私のキャリアでもっとも重要なファイトになる。タイトル奪回に向け、全力でトレーニングに励む。
(この試合で戦法の変更はあるのか?の質問に対して)
どの試合でも作戦のチェンジはある。でもここで詳細は控えたい。サリドを前にもっとも重要なことは頭を使って戦うことだ。彼は私に勝った後、2度リングに上がっている。それらの試合を見た限り、彼にスタイルの変化は見られない。頭を使って戦い、自分のスキルを貫くことが唯一、サリドに勝つ方法だ。第1戦でそれを私は学んだ」
注目の一戦は3月10日、サンフアンのロベルト・クレメンテ・コロシアムで挙行される。アメリカにはショータイム、メキシコにはTVアステカによって放送される。
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