2012年1月20日金曜日

MVPはビタリ WBCが2011年アワードを発表

WBCは17日、本部のメキシコシティで昨年2011年の表彰選手を発表した。
“ファイター・オブ・ザ・イヤー”、最優秀選手にはヘビー級王者のビタリ・クリチコが選出された。オドラニエル・ソリス、トマシュ・アダメクを相手に2度防衛。その圧倒的な内容が支持を集めた。また最優秀チャンピオン賞にはS・ウェルター級王者サウル“カネロ”アルバレスが輝いた。3月に王座決定戦でベルトを獲得すると、ライアン・ローズ、アルフォンソ・ゴメス、カーミット・シントロンを立て続けにストップ勝利。“戦うチャンピオン”ぶりが評価されたかたちだ。
 アルバレスのライバル、フリオ・セサール・チャベスは特別賞を受賞。メキシコ出身の初の世界ミドル級王者という肩書きが理由だという。“模範チャンピオン”には同じくメキシコ人のフェザー級王者ジョニー・ゴンサレス。4度リングに上がり、いずれもKO勝ちを収めたことが評価された。
“ファイト・オブ・ザ・イヤー”最高試合にはビクトル・オルティス-アンドレ・ベルトのウェルター級タイトルマッチ。ノックアウト賞にはノニト・ドネア-フェルナンド・モンティエルのバンタム級戦が選ばれた。そして“カムバック賞”はオルティスを下したフロイド・メイウェザー。まずは妥当なメンバー、ファイトといえそうだ。

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