ニューヨークのMSGで3日(現地時間)挙行されたWBA世界S・ウェルター級タイトルマッチは、スーパー王者ミゲール・コット(プエルトリコ)が元世界ウェルター級王者アントニオ・マルガリート(メキシコ)に10ラウンド開始TKO勝ちを収め、ベルトを守るとともに3年前、ラスベガスでTKO負けしたリベンジを果たした。
試合は第1戦同様、コットがペースを掌握。フットワークに乗せた動きからコンビネーションを浴びせてリード。4回、右目から出血したマルガリートは苦しくなったが、旺盛なプレスで肉迫。6回にはコットの動きを止める。だが7回のパンチ交換で、マルガリートは右目が塞がってしまい、以後再びコットの攻勢を許す。9回開始前、ドクターの制止を半ば強引に突破し、応戦したマルガリートだったが、10ラウンド前にドクターストップがかかった。
1年前のパッキアオ戦で被った右目の負傷を巡り、再検査を命じられたマルガリートだけに、このストップは反論できないものと受け取られている。
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