ロシアのエカテリンブルグで5日、行われたWBC傘下のABCO・L・ヘビー級タイトルマッチで事故が起こった。防衛戦に臨んだラモン・シマコフ(ロシア)が挑戦者セルゲイ・コバレフ(ロシア)に7回TKO負けしたあと昏倒。地元の病院で3日後の8日(現地時間)死亡した。27歳だった。WBCの最新ランキングでシマコフはL・ヘビー級9位を占めていた。
試合は前半からコバレフがパワーに物を言わせ優勢。シマコフも反撃したが、6回に捕まりダウン。続く7回開始まもなく連打をもらって倒れ、ストップされた。シマコフは自力で起き上がったものの、意識を失いタンカで会場を後にした。
シマコフの終身レコードは19勝9KO2敗1分。勝ったコバレフも期待の選手で、これで17勝15KO1分無敗。WBC36位にランクされている。
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