2011年11月29日火曜日

明日WBC女子ダブル世界戦-4選手計量パス






 30日、後楽園ホールで行われるWBC女子世界アトム級、L・フライ級タイトルマッチの調印式と計量が今日午後後楽園ホール展示場で行われ、出場する4選手とも1度でパスした。
 L・フライ級戦に出場する富樫直美(ワタナベ)は会見で「挑戦者にはファイターのイメージがあるが、元チャンピオンなので経験とプライドがあると思うが、自分は現チャンピオンとして迎え撃ちたい。打ち合いの場面があるかもしれないが、それに対応していく」と語った。
 助産師として26日まで勤務していたという富樫。昨日のメディカルチェックでは挑戦者・孫の左薬指に輝く指輪に注目していたが、母親からもらったものだと聞かされて、「な~んだ、結婚しているならそれをモチベーションに戦おうと思ったのに」と笑わせた。
 一方の孫チョーロン(韓国)は多田悦子の王座に敗れて以来2年のブランクをつくっていたがこの10月に復帰戦を判定勝ちしてサビ落とし。多田戦はファイタースタイルで戦ったが「多田さんとは違うスタイルなので1,2回戦ってから戦法を決めたい。面白い試合になると思います。チャンピオンになったらまた日本に呼んで欲しい」と言ってのけた。
 ウェイトは富樫がリミットの48.9キロ。孫が48.8キロ。
 富樫はこのほど「走れ! 助産師ボクサー」という本を出版。試合当日会場でサイン入り本を限定販売する。(NTT出版/1260円・税込)
 アトム級に出場する小関桃(青木)は伊藤まみ(新宿イマオカ)との日本人対決。王者は「フィジカル、戦術とも成長した。明日はそれをいろいろ試せたらいい。試合は甘くはないが、1ポイントもやりたくない」と意欲を隠さない。タイトル初挑戦の伊藤は「世界戦のプレッシャーはありますが、それはいいもの。(小関は)何をやっても強くてうまいが、精一杯がんばります」と語った。スパー経験があり、リーチさに悩まされたという伊藤だが、「それを補うトレーニングをしてきましからもう問題ではないです」とも。
 ウェイトは小関、伊藤ともリミットの46.2キロ。
 またこの日は柴田直子(ワールドS)が小田美佳(宮田)を迎えるOPBF女子L・フライ級王座初防衛戦も行われてトリプルタイトルマッチとなっている。
 当日券の販売は午後4時から後楽園ホール1Fチケットブースで。

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