メキシコの人気選手ホルへ“トラビエソ”アルセが5階級目のベルトを獲得した。WBO世界J・フェザー級王座を返上したアルセが26日(現地時間)メキシコ・マサトランで、アンキー・アンゴタ(インドネシア)に3-0の判定勝利。ノニト・ドネアが返上した空位のWBO世界バンタム級王座に就いた。
両者は昨年1月以来の再戦。前回は負傷判定勝ちしたアルセが3回、右アッパーから怒涛のラッシュでアンゴタをストップ寸前に追い込む。しかしピンチをしのぐと、インドネシア人は右を武器に食い下がり、勝敗の行方は混沌とする。アンゴタはアルセの執拗なボディー連打を食らってもケロリ。顔面からの出血に見舞われるアルセの失速を誘う。だが、終盤2ラウンズ、またもボディー打ちで優位に立ったアルセが118-110が2者に117-111のスコアで勝利コールを受けた。
アルセはL・フライ級(WBC)、フライ級(WBC暫定)、J・バンタム級(WBO),J・フェザー級(WBO)に続き、“逆”5階級制覇に成功。
セミで行われたIBF世界J・バンタム級挑戦者決定戦は、このタイトルの前保持者アルベルト・ロサス(メキシコ)がゾラニ・テテ(南アフリカ)に2-0判定勝ち。スコアは115-112が2者に113-113だった。
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