チャンピオンまたしても大苦戦――日本ライト・フライ級タイトルマッチは23日午後、神奈川県川崎市とどろきアリーナで行われ、地元のチャンピオン黒田雅之(川崎新田)が挑戦者日本同級10位山口隼人(TAEM10COUNT)を2-1の判定で下し2度目の防衛を果たした。
前半は昨年度の新人得王山口が優勢。4ラウンドには右フックを決めてチャンピオンに8カウントのダウンを与えた。しかし後半黒田もこの不覚のダウンに奮起してプレッシャーをかけ反撃。トータルで試合を支配してスプリットながら判定をものにした。黒田は8月の初防衛戦でも佐野友樹(松田)を相手にやはり2-1判定勝ちしている。さすがにダウンは不面目だったようでリング上で観衆に「すみませんでした」と謝り「今度は笑ってインタビューに答えられるように頑張ります」と心機一転を誓った。25歳の王者はこれで21勝13KO3敗。
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