2011年11月21日月曜日

モンティエル血だるま テラサスに屈する

元WBC&WBO世界バンタム級チャンピオン、フェルナンド“コチュリート”モンティエル(メキシコ)-WBA・S・バンタム級1位ビクトル・テラサス(メキシコ)によるWBC・S・バンタム級シルバーベルト決定戦が19日(現地時間)メキシコ・ロスモチスで行われた。
 衝撃のKO負けを喫したドネア戦後、2連続KO勝ちと好調だったモンティエルに対し、4歳年少のテラサス(28歳)は前半から左右連打で元3階級制覇王者を追い込むなど優勢。5回には右でモンティエルを倒し、リードを広げる。地元ファンの声援を受けるモンティエルはコンビネーションで挽回に努めるが、7回、左マブタをカット。テラサスが攻勢をかけると、右目も切り、凄惨な顔面に。8ラウンド終了時の公開スコアリングで、5から6ポイントの差をつけられる。それでも終盤懸命に反撃し会場を沸かせたが、時すでに遅し。オフィシャルスコアは115-112,115-113、114-113と小差ながら3-0でテラサスの勝利。
 世界戦線から一歩後退したモンティエルは46勝36KO4敗2分。敵地でレンドール・ムンロー(英)に敗れて以来7連勝のテラサスは、32勝18KO2敗1分。

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