2011年11月13日日曜日

内藤大助、引退発表


昨夜テレビのアスリートトーク番組で引退を発表した元WBC世界フライ級王者内藤大助(宮田)が13日、所属事務所で改めて会見をおこない、引退について語った。
元王者は「(亀田興毅への)リベンジをと再起したが(亀田が)初防衛戦で負けたのがモチベーション的に一番大きかった。ポンサクレックとの5度目ではモチベーションが上がらなかった。じっくり考えて時間はかかったが引退することに。体力に自信あったがモチベーションが…。いまはすっきりしています」と経緯を説明した。決断したのは二ヵ月程前だったという。
「まさか世界チャンピオンになれるとは思っていなかった。ここまで来れたのは応援してくれた方々のお陰」とファン、家族、関係者に謝意を延べ、宿敵亀田兄弟にも「僕を強くしてくれた大きな存在。これからも頑張ってほしい」。ベストファイトにベルトを奪ったポンサクレックとの第3戦を挙げ、後進に「あきらめからは何も生まれない」と幾多の苦労を乗り越えた王者らしい言葉を残した。
今後については「テレビの仕事は厳しい世界で不安もあるが頑張っていきたい」と語っている。

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