2011年10月22日土曜日
「逃げるな」に八重樫反撃 世界戦予備検診
24日に後楽園ホールで挙行されるWBA世界ミニマム級タイトルマッチの予備検診が22日東京水道橋の日本ボクシングコミッション事務局で行われた。チャンピオンのポンサワン・ポープラムック(タイ)と挑戦者で同級4位の八重樫東(大橋)を検診した羽生信義コミッション・ドクターは「両選手とも異常は認められない」と明かした。
恒例となっている両選手の体格等データ計測では、八重樫の脈拍が47と王者の63に対して低かった。八重樫自身は4年前の世界初挑戦時より体格の数値がアップしており、これについては最近大橋ジムが導入した酸素カプセルを利用している効果を強調。「減量も楽になった」という。
王者のポンサワンはこの日も八重樫に対し「逃げないでファイトしろ」と20日の初練習時と同じメッセージを送り挑発した。これを聞かされた八重樫は「足を使ってはいけないというルールはない」とサラリとかわす。すかさず大橋秀行会長が「ランニング・シューズを用意するか」とまぜっ返し、笑いを誘っていた。以下はこの日計測された両選手のデータ比較。
ポンサワン 八重樫
身長 159cm 161.5cm
頸周 35.5cm 36.5cm
胸囲 86cm 85.5cm
胸厚 20.5cm 20.5cm
視力 左1.2 右1.0 左0.8、右0.9
リーチ 161cm 162cm
ナックル 左26.5cm 右27.0cm 左26.0cm 26.5cm
血圧 118/79 134/85
脈拍 63 47
体温 36.2 36.7
※写真は上から羽生ドクターの検診を受けるポンサワン、八重樫。下は予備検診後の記念撮影で八重樫に鋭い視線を送る王者。挑戦者は「こういうのは得意じゃないんで。どうしていいか分かりませんでした」と感想を述べていた
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