2011年8月1日月曜日

長谷川が現役続行を表明


 前WBC世界フェザー級王者の長谷川穂積(真正)が1日、神戸のジムで会見を行い、現役続行を表明した。
 バンタム級王座10度防衛、2階級制覇……リングで金字塔を打ち立てた長谷川は4月の敗戦後、引退も考えたという。しかし「自分はボクサーとしてどれだけのものか、もう一度たしかめたい」と再起を決意。6月から軽く体を動かしていた。
 山下正人会長によると復帰戦は未定。ただし年内に行いたい意向で、ノンタイトル戦となる。階級について長谷川は「もう一度体をつくって、もちろんフェザー級でやりたい」と、キッパリと語った。
 ゴンサレス戦後は「再起するのならば相当な覚悟が必要」と語っていた。「何のためにやるのか、その覚悟が必要でした。もう一度チャンピオンになりたいとか、そういうものよりも、自分がどれだけのボクサーなのかが知りたいんです」と長谷川は繰り返した。「まずは目の前の試合。それに全身全霊をかけてこなせれば、結果が出るのではないかと思っています」

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