30日ジャカルタで行われたWBA世界ミニマム級タイトルマッチは、地元のチャンピオン、ラーマン(インドネシア)が挑戦者同級11位のポンサワン・ポーブラムック(タイ)と12回を戦い2-0の判定で敗れたため、王座が交代した。
試合はポンサワンが攻撃的で、ラーマンはこれを迎え撃つ展開に終始。スコアは日本の島川威、韓国柳完洙の両副審が115-113、115-114でポンサワンの勝ちとし、比国のアバインザ副審は114-114のドローと採点していた。
39歳のベテラン、ラーマンは4月にタイでクワンタイをKOする番狂わせで王座を持ち帰ったばかり。自身4年前にIBF王座を失って以来の王座獲得で、今回が初防衛戦だった。地元では本人を含めて「不当判定だ」と抗議の声を上げている。
新王者ポンサワンも33歳と高齢で、戦績はこれまで23勝16KO3敗1分。これが3度目の世界戦で、過去に日本選手との対戦歴はない。
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