2011年8月15日月曜日

藤田が“夏”を3連覇 秋田インターハイ


 第65回全国高校ボクシング選手権大会は15日、決勝戦が秋田市立体育館で行われ、今年の高校チャンピオンが決まった。
 ライト級はサウスポー藤田健児(岡山・倉敷)が正木修也(大阪・興國)に11-1でポイント勝ちし優勝。藤田は高校1年生から3連覇の偉業を成し遂げた。
 またジャマイカの大統領杯で金メダルを獲得したばかりのL・フライ級井上尚弥(神奈川・相模原青陵)はサウスポー田中亮明(岐阜・中京)を下し、予想どおりの優勝。弟の井上拓真(神奈川・綾瀬西)も1年生ながらピン級を制し、兄弟同時優勝を達成した。神奈川県はフライ級で松本亮(横浜)が評判どおりの強さを見せ、3人のチャンピオンを誕生させている。
 学校別優勝を果たしたのは大阪・興國高校。決勝に2選手を送り込み、ウェルター級で高田侑典が初優勝するなど活躍。井岡一翔(現世界王者)らが主力だった第60回大会(平成18年)以来の優勝となった。学校別成績の2位以下は南京都高校、花咲徳栄高校の順。
 以下は決勝の結果(左が勝者)。
P  井上拓真(神奈川・綾瀬西) 12-4 中嶋憂輝(奈良・王寺工)
LF 井上尚弥(神奈川・相模原青陵) 12-2 田中亮明(岐阜・中京)
F  松本亮(神奈川・横浜) 12-1 市村蓮司(京都・南京都)
B  橋垣柊人(兵庫・西宮香風) 4-2 奈良楓也(静岡・飛龍)
L  藤田健児(岡山・倉敷) 11-1 正木修也(大阪・興國)
LW 高見良祐(埼玉・花咲徳栄) 14-4 金城大明(沖縄・那覇)
W  高田侑典(大阪・興國) 9-6 高江洲正達(沖縄・沖縄尚学)
M  酒井幹生(北海道・札幌工) 8-1 ジュリアン・ジョンソン(沖縄・宮古総合実業)
※写真はライト級藤田-正木戦

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